職員給与など、継続的に必要な予算ばかりで、
新規取り組みの費用は殆ど無いそうです。
府民の生活は置き去りですか。
そんな中、高校給食が認められました。
これはそもそも公明党の発案で、
公明党を牽制した予算とも言われています。
とすれば、公の予算を自分の利益のために使う、
市政の私物化ではないのか?
そして橋下は、こういうやり方を否定して支持を得たんじゃないのか?
【記事全文】
大阪市は20日、一般会計を前年度当初比0・4%減の1兆6628億円とする平成26年度当初予算案を発表した。日本維新の会共同代表の橋下徹市長の出 直し選に伴い、人件費などの義務的な経費を中心とした同市初の「骨格予算」として編成。“橋下カラー”のついた新事業など数百億円規模の計上が見送られ た。
一方、橋下氏が公募制度を導入した区長の予算はほぼ全て計上され、同約20%増の計267億円。橋下氏と副市長が協議し、「地域に近い区長の事業は地域の事情が反映されている」と判断したためだという。
骨格予算ながらも重点投資されたのは、南海トラフ巨大地震に備えた防災対策。堤防や学校の耐震化など一般会計で計36億円を計上。交通局の特別会計にも市営地下鉄の浸水対策として22億円が盛り込まれた。
一般会計は同0・4%減の1兆6628億円で、特別会計を含む総額は同7・7%増の4兆623億円。歳入のうち法人市民税は1259億円で20年のリー マン・ショック以降、初の1200億円台となった。歳出では生活保護費などに充てる扶助費が5186億円で全体の約3割を占めた。
出直し選後、新市長が新規・拡充事業について補正予算案を組むことになる。
◆橋下市長「これが骨格? 肉いっぱいだ!」
橋下徹大阪市長の予算が仕分けられた。20日発表された市の平成26年度当初予算案は義務的経費を中心とした「骨格予算」となり、学力向上や防犯などの 分野から橋下氏肝いりの事業が姿を消した。一方で橋下氏が実現に意欲を見せた中学校の全員給食などの費用は計上されており、橋下氏と対立する市議会側は早 くも「骨格に(橋下氏の)肉がいっぱいついている」(自民市議)と牽制(けんせい)。項目によっては厳しいチェックが入りそうだ。
橋下氏が辞職を表明した3日時点で「予算編成は9割以上済んでいた」(財政局幹部)。そこから市は骨格予算を組むために「すでに着手している事業の継続」「緊急性・必要性が高い」などの要件を満たさない予算項目を次々とそぎ落としていった。
市民局は自転車盗などの街頭犯罪を防ぐために制服姿の警備員120人にパトロールさせる「街頭犯罪抑止チーム」新設事業として3億300万円を予算要求。橋下氏も予算化を明言していたが、骨格予算には計上されなかった。
担当者は「(橋下氏の)政策色が強く、緊急性の面では弱かった」。補正予算に望みをつなげるが、当初予定していた6月の運用開始は厳しい状況という。
キタの再開発地区「うめきた」に新駅を設置するための設計費などとして計上予定だった計1千万円も落ちた。
都市計画局の担当者は「もともと設計などの作業は来年度後半に行う予定だった」と話し、34年度の開業計画に影響はないと説明した。しかし、同駅を活用してキタと関西国際空港を直接結ぶ構想への期待感に水が差された格好だ。
「無事に中学校に給食を届けられそうだ」。市立中学校で4月から新1年生を対象に全員給食を導入する費用18億900万円が計上され、市教委関係者は胸 をなで下ろした。橋下氏が全員給食導入へ旗を振り、当初は予算化が確実視されていたが、辞職表明で一転して仕分けの俎上(そじょう)に載り、市教委担当者 が気をもむ展開になっていたためだ。
このほか、保育施設整備などを進める小規模保育事業の25億2800万円を計上。大阪府内の全消防のレベルアップを図るために同市と府の消防学校が連携 して訓練・研修を行うための費用1億100万円も盛り込まれ、市消防局幹部は「災害に備えるために、運用開始を遅らせるわけにはいかなかった」と安堵(あ んど)した。